私がなぜ地理学を学ぼうとしたのか。
進路に関する話です。
私は、大学では地理学を学びました。
ほとんどの人は、地理学を中学高校時代に学んだ地理の授業の延長だと捉えていると思います。
この記事を読んでいる貴方はどうですか?
正直、私も当初はその中の一人と言っても過言ではありません。
小学校、中学校、高校と、社会科の授業は大好きでしたし、常に好成績をとっていた科目でした。
特に地理分野は、鉄道好きで地図を見ることも好きだったので、社会科の中でも大好きな分野です。
大学進学の時にも、学部・学科選びは好きな科目をもっとたくさん勉強したいという安直な理由でした。
ただ、地理にも興味を持っていましたし、歴史も同じくらいに興味を持っていたので、地理学科でも史学科でも合格すればどちらでも良いかなという、かなり安直な理由を持っていました。
もし、現役高校生がこの記事を読んでくれたなら、反面教師として捉えていただければ幸いです。
また、このとき教職志望でしたが、好きな知識をより深く勉強してから教職に就こうと思っていたため、教育学部系に進学しようとはせず一般学科で学びながら教職課程を履修しようと考えていました。
そして、教育業界で仕事を続けてきてお恥ずかしい話ですが、
そんな安直な理由と、単純に大阪に住んでみたいという浅はかな理由で、
偏差値や難易度も何も考えずに、
関西圏の名のある大学の文学部地理学科や史学科しか受験しませんでした。
ホント、高校生はマネしちゃダメだよ!ガーン
結果はもちろん全滅ですよガーン
ほとんど何も考えていなかったのですから…
親の許しもあり、2回目の受験では必ず合格してやるという気持ちで、
浪人生活を始めました。
そしてもう一度、進路を考え直しました。
史学科と地理学科での受講する講義やゼミの違い、
そしてこのとき、地理学科の講義内容を調べていくうちに、地理の奥深さを知り、進路を地理学科一本に絞ろうと思いました。
地理学=地球を学ぶ
さらに地理学にも色々な切り口があることも分かりました。
自然地理学
農業地理学
地図学
水文学
地誌学
観光地理学などなど…
調べれば調べるほど さらに底が深くなっていくし、広くもなってくるのです。
その中で、私は都市地理学を学んでみたいと思いました。
都市開発、まちづくり、都市形成…
人の歴史と都市の形成は切っても切れない関係ですからね。
もちろんそこに地理的なよういんも深く関わってくるのです。
最終的に偏差値などではなく、
都市地理学を学ぶためにどこの大学を受験するかを考えた末に、
立正大学地球環境科学部地理学科を選びました。
地理学科の歴史も深く、
その中で都市地理学を学びたいと強く思い、
寄り道をしましたが、立正大学地球環境科学部地理学科を受験し、合格をし、入学しました。
地理学科でどんなことを学んだのかということは、また別の記事として書こうと思います。
今回は、私が地理学を学ぼうとした経緯を中心に書かせていただきました。
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